東京都八王子市 鉄骨造マンション 大規模改修工事
東京都八王子市にある鉄骨造3階建てのマンションの全面改修工事を行わせていただきました。
既存の石調サイディングの風合いを生かした塗装でトーンアップをして明るい印象のある仕上がりになりました。
元々エイジングのような風合いのある窯業系の外壁サイディングでしたが、経年劣化により色の抜けなどが発生して起きておりました。デザイン性の高いサイディングでは色合いを残すために透明なクリア塗装を行うケースもありますが通常の塗料とは違い下塗りがない2工程の塗装になるため塗り替えサイクルは通常塗料よりも短くなる傾向にあります。今回の施工では日が当たりやすく色抜けが進んでいる外部の壁をシリコン樹脂塗料にて塗装を行い、共用廊下や階段などの内まっている部分はクリア塗装にて仕上げを行いました。外部は統一感が崩れないよう同系色のブラウンを選び彩度とメイドを少し上げてトーンアップした明るい印象になるように色の選定を行いました。
After写真一覧
屋上防水はもともとFRP防水でしたがトップコートに剥離が発生し始めており、排水ドレンに関しても一体型のドレンが使われていなかった為、前面をウレタン防水にて防水更新を行いました。パラペットの笠木下の部分から雨漏れの心配がありましたので、笠木部分は脱着を行いパラペット部分の防水も一体的に行いました。
屋上の排水ドレン廻りは漏水の原因となることが多いため防水の際には一体的に改修用のドレンに交換することをお勧めしております。今回の施工でもドレン廻りから漏水が起きないよう改修ドレンの設置を行いました。
共用廊下は内部に入り込んでいるため大きく劣化は進んでおりませんでしたのでクリア塗装で表層の塗膜保護を行いました。
階段の上裏などの鉄部には表層に経年劣化が生じ始めていたため錆止めを塗布したうえで美装を行いました。錆が発生する前に修繕を行うことができたので仕上がりに凹凸もなくきれいに仕上がっております。
雨樋は窓サッシと比べて色あせており、築年数を感じさせる要因になってしまっておりましたので、サッシ職に合わせて塗装更新を行いました。
横出しの配管と壁の取り合いの処理が甘いと、雨水の浸水の恐れがありますので樋の塗装と合わせて壁との取り合いの補修を行いました。
バルコニーの防水も屋上防水と同様に劣化が進んでおりましたので、ウレタン防水にて防水の更新を行っております。
Before写真一覧
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施工前の全景 -
施工前の雨樋 -
施工前の外壁及びバルコニー -
施工前雨樋と壁の取り合い -
施工前屋上防水 -
施工前屋上 排水ドレン
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