[東京都八王子市　RC６階建マンション　大規模修繕工事]　足場設置後の状況検査・打診検査

東京都八王子市にあるRC(鉄筋コンクリート）造の6階建てマンションの大規模修繕工事をさせていただいております。

足場の設置工事が終わりましたので続いて建物全体の劣化状況を改めて確認していきます。

大規模修繕工事ではお見積りを行う際に現場に赴き、事前に現地調査を行い劣化状況のレポートを提出させていただきながら修繕内容をご提案させていただきますが、規模感が大きくなるとタイルの浮きや割れが全体の何パーセント起きているのか、足場がない状態では劣化状況を細かくチェックすることができません。

そのため、足場設置後には施工管理技術者が状況を確認し、劣化状況と修繕指示を出します。

打診検査などは打診棒と呼ばれる器具を使いながら行っていきます。この棒を使って軽くたたいたり、壁面を滑らせたりすることで反響音を確認したりしながら浮き状態などを確認していきます。

「窓上のひさし」や「出窓」は漏水の原因箇所となりやすいためしっかりと確認をしていきます。クラック(ひび割れ）が生じておりモルタルに水分が入って行ってしまっている状態でしたので上記の写真のような劣化症状がみられる場合には修繕の検討をお勧めいたします。

タイル部分は目に見えてひび割れをしている場合以外にも打診棒でたたくと軽い音がする「浮き」が発生している可能性があります。そういった箇所は打診検査をしながらマーキングをしていきます。

シーリング部分も経年劣化により弾性が失われて亀裂が入っておりますので打ち替えの推奨時期となっております。

ひび割れ（クラック）はひび割れの幅によって修繕方法が異なってきます。そのためひび割れ部分にはクラックスケールを当ててひび割れの幅を計測しマーキングを行います。

上記の内容を図面などに落とし込んで施工指示書を細かく作成していきます。

小川建装株式会社は東京都八王子市に本社のある「建築士事務所登録」、「建設業許可」を持つ建物の修繕会社です。大手の不動産管理会社からの修繕依頼なども受ける品質とコストにこだわった会社です。小さなご相談から全体改修、内装リノベーションまで幅広くご対応させていただきますのでご興味がありましたらお気軽にお声がけください。